早良区役所から「福岡県に相談したら」と回答され、もう見込みなしと考えていましたが、その後途絶えた桜並木を見るにつけ、可能性が０でない限りやっておかないと後悔すると思い直し、約1年後くらいに県庁の担当課にメールで相談しました。最初検討してみるとのメールがあり、1カ月くらいしてから、現場を見たいとのメールがありましたので、桜並木のところで会いました。桜並木を案内し、樹齢50年くらいの桜であること、室見川流域最大の桜並木であることを強調しました。そして、2カ所約30ｍ、約20ｍに渡って桜が切り倒されているところを見せ、このままでは桜並木が無くなる恐れがあるので、ここに桜を植樹できないかと尋ねました。そうすると担当者から意外な言葉が返ってきました。「ここは県の所有地だが、桜は県が植えたものではない」というのです。「え、では誰が植えているのですか」と私が聞くと、「分からなかった。ともかく県が植えたものでないのは確かだ」と言います。私が「桜は年間1度は枝切りが行われ、台風で枝が折れたら、翌日には撤去されるなどしっかり管理されていますよ」というと、「それは県が行っているものではない」と言います。