熊本城と桜

今日(3月25日)は、桜満開に伴い地震後今まで閉鎖されていた熊本城大手門の行幸坂(みゆきざか)が解放されるということで、熊本城に行ってきました。桜は8分咲きで満開という状況です。人で一杯でしたが、中国語が飛び交っていました。天守閣は足場で囲われ、まるでビルの新築工事のような感じで、再建工事が進んでいるようです。2枚目の写真中央に見えるのは宇土櫓ですが、無傷のように見えます。未申・戌亥の2つの隅櫓も建物の外形は痛んでいませんが、戌亥櫓は建物を支える北側の石垣の中央部分が崩落し、隅石一本柱で支えられています。大手門側飯田丸の奇跡の隅石一本柱が有名だったのですが、戌亥櫓は今も隅石一本柱で支えられています。石垣の再建工事はまだ始まっていません。約2年が経ち、地震当初の生々しさは無くなっており、風景的には落ち着いて来ていますが、石垣の再建が始まらないと、本格的な再建の始まりの感じはしないように思われます。

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行幸坂

小天守・飯田丸・本天守

未申(南東)櫓

戌亥(北西)櫓