NHK受信料は所得に応じた負担にすべきです

NHKの2017年度決算は、受信料収入が過去最高の6,914億円となったという報道です。収支差金は230億円、繰越金は1,059億円に達するということです。昨年12月の最高裁判決により受信料の支払い率が上がり、支払い率が初めて80%を超えたということです。

NHK受信料は、低所得者いじめの制度であり、NHKのこの好決算は、低所得者の困窮の上に成り立っています。NHK受信料は、見る見ないにかかわらず払わなければならないとなっていますから、実質的にNHK維持負担金であり、一種の税金です。ならば、所得に応じた負担にしないといけないのですが、そうなっていません。所得に対する割合で見れば、低所得者ほど重いものとなっているのです。この結果、低所得者はNHK受信料を食費を削って払っているという現実があります。これを認識し、早急な立法的手当てが必要です。