目的達成のための思考法
目的を達成するためには、次の4つのことを明確にする必要があります。
(1)何をやるのか (目的の明確化)
(2)何故やるのか (動機・背景の明確化)
(3)それをやるに当たって何が重要か (重要なポイントの明確化)
(4)どのようにやるのか (実行計画の明確化)
(1)は目的を明確にすることです。ターゲット、獲物を明確に捉えるということです。
(2)はやる動機・背景を明確に把握することです。これはとても重要です。(1)にも繋がってきます。例えば、医者になるという目的(目標)を建てたとして、お金持ちになるためという動機と、弟が難病で将来この難病を治す治療法を確立したいという動機では、達成意欲ややり方が違って来ます。
(3)では、目的達成にとって重要となることを3つ押さえます。この3つを押さえれば、目的は7割方達成できるというようなレベルであることが望まれます。これがあることにより、実行計画の範囲が狭まってきますし、実行計画を立てる上においてのマイルストーンとなります。また、実行は長期にわたるので、途中で方向を見失わないための灯台の役割も果たします。
(4)では実際に詳細な実行計画を建てます。これは実行可能な具体的な計画である必要があります。実行の地図です。出来たら、あとはこの計画に従って実行していくだけとなります。
仕事においてはplan →do→check→actionを回すという言い方をしますが、それの計画段階での思考法ということになると思います。ご参考まで。