小学生で将来の職業を決めた人が成功する

医者の子供は医者になることが多いのは事実だと思います。それは何故でしょうか?

医者の子供は頭が良いから?必ずしもそうとは限りません。ご主人が医者で、医者でない綺麗な女性を奥さんにしている方は多いですが、その場合、子供は頭が良いとは限りません。もちろん、奥さんも頭が良い人だったら別です。それでも多くの場合、医者の子供は医者になることが多いのです。それは、物心ついてからずっと将来は医者になるよう周りから言われ、本人もそう決めているからだと思います。そうなると、医者になるためにやらなくてはならいことが具体的に決まってきます。先ずは、私立の有名中高一貫の進学校に入る必要があります。そのためには、小学校の低学年から受験勉強を始める必要がります。そうすれば、その他の小学生と大きな差がつくのは当然です。そして、私立の有名中高一貫の進学校に入れば、みんな県でトップ100に入るような生徒ばかりですから、公立中学校とは授業のレベルが違います。公立中学校では成績が真ん中の生徒が理解できるような授業を行う結果、成績上位の生徒は伸びるわけがありません。一方私立の有名中高一貫校では、県でもトップ100に入るような生徒に合わせて授業を行いますから、高度な授業となります。それも理解力が高い生徒が集まっていることから、進捗が早くなります。また、生徒は医学部や難関大学に入るために入学してきているので、医学部や難関大学に合格できるような授業プログラムが作成されています。教員もそのためのプロを集めています。

医学部入学枠は、国公立で約5,000人、私立を合わせると10,000人くらいありますので、私立の医学部に合格することは当然なのです。東大だって、定員は約3,000人もありますから、私立の中高一貫進学校でベスト10にはいるような学校であれば、東大に入れる可能性は大変高いものとなります。このように小学校低学年で将来の職業を決定しさえすれば、やるべきことが決定し、人生の成功者になれる可能性が高いと思われます。

現在社会で成功している人たちが子供に行っているのは、このような逆算教育です。