学校にエアコン付けて夏休みを短縮したら?
歴史的な猛暑ということで、エアコンが設置されていない公立小中学校が多いことが問題となっています。私たちの小中学校の頃は当然設置されていなかったと思うのですが、暑すぎて困った思い出はありません。多分、7月の20日過ぎから8月一杯夏休みで、暑い教室で勉強したことが少ないからだと思います。
学校へのエアコン設置が進んでいる東京都では設置率100%で、遅れている千葉市では0%、全国平均が49.6%だそうです。同じ義務教育でありながら、こうも違うのは驚きです。
千葉市が0%な訳は、校舎建て替えや耐震工事を優先しており、エアコン設置の予算がないからということです。実際は遣り繰りの問題ではないでしょうか。
しかし、良く考えると、夏休みで学校に行っていないはずなのに、何故こんなに騒いでいるのでしょうか?ちょっと不思議です。例年9月になれば涼しくなるのに、今年はならないと見越して心配しているのでしょうか?気候は変動するものだから、来年以降また涼しい夏になるかも知れず、今年だけのことを考えてエアコン設置を急ぐのは考えものです。
そんなに心配なら、一挙に国で予算措置をして全公立小中学校にエアコンを設置し、その代わり現在の約5週間の夏休みを3週間程度に減らし、その分学習時間を増やせばよいのではないでしょうか?これだと一挙に予算措置を講ずる大義名分が建つと思います。
そもそも子供に5週間の夏休みは長過ぎです。8月1日から8月21日までの3週間で十分です。3週間なら、共働きの家庭でもお盆休みと合わせて子供に付き合うことができ、子供だけで留守番と言う状況も短くできます。短縮した2週間の休みは、ゴールデンウィークや11月に付け替え、1週間程度連続して休めるようにすればよいと思います。
そして、エアコンの電気代については、父兄の負担にすればよいのではないでしょうか?多分1人当たり月500円程度の負担で済むと思います。
これで学習効果が高まれば安いものだと思います。子供の数が減っていく中で、暑くて学力が落ちたら、日本の未来はありません