入学・入社・転勤時期を5月に繰り延べたら?
13日佐賀県、14日長崎県で初めてコロナウイルス感染者が発見されたと言う報道です。感染者は、佐賀県の場合フランスからの帰国者、長崎県の場合京都からに転入者だということです。最近海外からの帰国者から感染者が発見される例が増えています。地方の場合、コロナウイルス感染源と言われる中国人旅行者は少なく、これまでコロナウイルス感染者が出ていなければ、今後も出ないことになります。出るとすれば、地方在住者が感染者が出ている地域に行って感染した場合か、それらの地域から感染者の転入者があった場合です。
従って、地方で感染者が出るのを防ぐためには、暫く海外からの帰国や国内からの転入を禁止することが有効と考えられます。
そこで問題になるのがこれから4月上旬にかけて始まる入学や入社、転勤による移動です。これによりコロナウイルス感染者が広範囲に移動し、感染が拡大する可能性があります。そこでこれらの人の移動を、5月に繰り延べることが考えれます。最近はこの時期引っ越し需要が大きく、引っ越し運賃が高騰していると聞きます。また運送業界でもコロナウイルス感染者が出ており、運転手や作業員もおっかなびっくりだと思われます。
この時期の移動者は、社会システムに組み込まれているわけではないので、社会活動へ支障は生じません。大学への入学者や企業への入社者にはネットで必要な勉強をさせるなど、今後必要となるネット授業やテレワークの実験になるかも知れません。
東京では4月になると、駅の改札で大渋滞が発生します。それは新入社員が人の流れにうまく乗れない為です。例年なら微笑ましいこの状態も、混雑状態を少しでも早く抜けたいという今の人々の心理からすると、混乱の元となります。また、新入社員が職場に配属後コロナウイルス感染者が出たら、感染源と疑われ、辛い思いをすることになります。
こういうことを考えると、入学や入社、転勤の時期を1カ月程度後にずらすことは有益と考えられます。政府で大学や企業に要請してみたらどうでしょうか。