日本にコロナ感染が少ないのは花粉症のせい?
世界中でコロナウイルスの感染が拡大する中、日本の感染者数の少なさが世界の関心を集めているようです。日本における感染者数は3月29日現在1,843人であり、米国約122,000人、イタリア約92,000人、中国約82,000人、スペイン約65,000人、フランス約33,000人、イラン約33,000人などと比べると著しく少なくなっています。この原因については、医療崩壊を恐れてPCR検査を受けられなくしているからという説が有力でした。確かにこれは原因の1つであり、希望者全員が検査を受けたら今の人数の3~5倍くらいの感染者が出てきておかしくないと思います。東京都では最近連日で60人を超える感染者が出ており、町中に感染者が多数いることを示しています。しかし、死亡者数が56人と少ないことから、感染しても重篤化しない人が多いと思われます。急な発熱や肺炎で死亡者が出ると近所に噂が広がるため、死亡者数は誤魔化せないと思われます。
では何故日本ではコロナ感染者数が少なくなっているのでしょうか?武漢でコロナウイルスが流行していた2月初め頃は、発生源である中国からは多数の観光客が来ており、イタリアや韓国、フランスなどと同じ状態にあったと思われます。しかし、その後日本だけ感染者数が少ないし、実際は多いにしても死亡者数が少なくなっています。この原因は、2月、3月という季節の日本のある特殊性にあるかも知れません。それはこの時期が花粉症の季節だということです。花粉症の場合、鼻水が盛んに出ますから、コロナウイルスが鼻壁に付着しようにも鼻水に流され付着できないことになります。また涙目になることから、目からも侵入できません。花粉に対する抗体がコロナウイルスを防御することも考えらえます。
花粉症が盛んな時期は2月、3月であり、3月も終わりになった頃から日本でコロナウイルス感染者が増加していることもこの疑いを強くします。そうなると花粉症が収まる4月には更に増えることになります。
感染が収束したら、感染者と花粉症の関係を調べて見るといいかも知れません。