緊急事態宣言の対象地区からの転入者には2週間の自宅待機を命じるべき

福岡県では8日、新たに25人のコロナ感染者が確認され、感染者の累計が224人となったということです。3月25日まで9人と1桁台だった感染者数は、翌日から連続して感染者が発生し、その後の2週間で約25倍に急増しています。

うち福岡市の感染者数は4月8日現在136人で、4月に入って急増しています(8日は17人)。更には4月3日に鹿児島市のラ・サール学園に転入した直前福岡市在住の10代の生徒がコロナに感染していたことが判明したとの報道がありました。これなどからからすると福岡市はコロナ汚染地区と考えた方が良さそうです。

福岡県は4月7日に発令された緊急事態宣言の対象県です。福岡市で4月から急増していることは、3月下旬からの転出・転入が関係してると思われます。私も3月30日にある要件で区役所に行きましたが、転出手続きをする人で一杯で、案内者にまたにして欲しいと言われた程でした。待合コーナーでは狭い椅子に密集状態で座っており、3密そのものでした。私はこれを見ていつコロナに感染してもおかしくないと感じ、その日は退散しました。この時期には4月から転入する人たちが住居の下見などに多数来福していたと考えられ、これらの人たちの中にコロナ感染者が紛れ込んでいた可能性があります。そして4月になれば転入者が一挙に流入しますが、大多数は同じく緊急事態宣言の対象地区である東京や大阪からの人たちです。当然コロナ感染者が含まれていることが考えられます。その結果現在の状況になっていると考えられます。

ラサール学園の生徒の感染者が直前福岡市居住者だったことは、福岡市居住者はコロナ感染源となる危険性が高まっていることを示しています。ということは、福岡市からの転入者を受入れる他の県では、その転入者に2週間間の自宅待機を命じた方が良いということになります。

これは緊急事態宣言地区からの転入者一般に言えることであり、この際緊急事態宣言地区からの転入者には2週間の自宅待機を命じることにしたらどうでしょうか。