若者の党を作らないとカスしか残らない

若者は政党を作って、若者の代表を国会に送り込み、日本を若者にとって希望がある国に作り替えないと、日本にはカスしか残っていない状態となります。

現在の国会議員を見れば分かるように老人が多く、かつ当選回数が幅を利かしているため、たまにいる若い国会議員は採決要員です。その結果、議案の内容は老人有利な内容となり、現状を維持するような内容となります。この人たちがやってきた結果が今期の予算で国債依存率が50%を超え、かつ今期末の国債残高が1,000兆円を超える世界的にも異常な日本の財政状態です。対GDP比で見た国債残高の割合は200%を超えており、これは世界で唯一です。先進国は悪くても100%程度であり、大部分が二桁代です。こんな財政状態の日本が今後どうなるのは誰も分からず、日本は財政の実験場となっている感があります。これほどまでに財政が悪化したのは、経済規模の2倍を超える福祉を国民に提供しているからです。これを是正するためには、現在のGDP(約560兆円)を倍にすればよいのですが、年を取った議員たちにはそんな気力はありません。従って、税金を上げることばかり考えます。でも収入がここ20年近く殆ど上がっていない中で、消費税や年金掛け金、健康保険料などを引き上げてきた結果、平均的家計のこれらの公的負担割合は約45%に達していると言われており、そろそろ限界にきています。

とうなると日本の財政改善に残された道はGDP倍増しかないことになります。これを行うには若い人が中心となる必要があります。その為には若い人たちが政党を作り、国会に自分らの代表の議員を送り込む必要があります。

若い人はネットが得意ですので、ネットを中心とした若者の党の設立が考えられます。例えば「ヤングジェネレーションの党」(略称ヤンジェネ)です。党員は40歳以下のネットを利用する人とし、アカウントを登録し党員となります。党員はテーマごとに党のネットの掲示板で議論を戦わせると共に、選挙の際には党から立候補した候補者に投票するものとします。当選した議員は、国会での議案の採決では前以て党がネット掲示板で議論し、ネット投票で決めた結果に基づき賛否を表明(投票)するものとします。これはネットによる直接民主制です。こうすれば議員の投票行動が党員の意志と反することはありません。「ヤンジェネ」は全有権者の20%近い党員を集めることが可能であり、衆議院で30近い議席を確保することが可能です(全国区176議席の20%)。これだけあれば多くの議案に影響を与えられます。そしていずれは政権を執ることも可能となると思われます。こうして若者中心の政権および国家にしないと日本の未来はありません。