マスクを外さないのは正体不明の気楽さのため?

今年の3月13日からマスクの着用は個人の判断に任せることとなり、1カ月が経とうとしています。現状はマスクを着用している人が大部分となっています。私は全くマスクをしませんが、スーパーやドラッグストアに行くと殆どの人がマスクをしており、していない人を探す方が大変です。そんな中にいるとまだマスク着用が原則となっていると錯覚しそうになります。店の中の人ばかりでなく歩道を歩く人も殆どがマスクをしています。コロナ感染者は殆どいない状況は分かっているはずなので、マスク着用はコロナ感染防止のためではなくなっているように思われます。

それでは何故マスクを着用しているかと言うと、マスクを着用していると自分の正体が分からず気楽な気分になるからではないでしょうか。マスクで顔半分が隠れると自分の表情を分からないし、相手の表情も分かりませんから、お互いに正体不明で気分が楽です。ネットの匿名での書き込みに似ています。これが合っているなら今後ともマスク着用が常態化するのではないでしょうか。ひょっとしたら日本人はマスクが普段着になるかもしれません。最近外国人の観光客も増えましたが、テレビを見ると外国人はマスクをしている人は殆どおらず、周りの日本人は殆どマスク姿です。外国人にとっては不気味で気持ちが悪いのではないでしょうか。これが長く続くようだったら、国際的悪評(日本人はマスクをしていて気味が悪い)を防ぐため、政府は風邪などで医学的に必用な場合を除きマスクの着用する禁止することが必要になるかも知れません。