翔太郎秘書官の度重なる愚行、親の顔が見てみたい

文春の報道で昨年年末、岸田翔太郎首相秘書官と同世代の岸田一族の若者が岸田首相と翔太郎秘書官が住む首相官邸で忘年会を行い、組閣の記念撮影で有名な赤い絨毯が敷かれた階段で組閣を真似た記念撮影を行い、そのうちの1名は階段に寝そべって(右手にアイスクリームを持って)写真をとっていたことが分かりました。首相と家族の居住部分で食事をすることまでは許される(忘年会は許されないのでは?)と思いますが、写真を撮った階段部分は政府の公式業務で使われる政府関連施設であり、いくら居住部分と繋がっていると言ってもこのような使い方はできないことは常識です。これをやったということは、翔太郎秘書官を始めとする今回写真を撮った岸田一族の若者は常識がないということになります。たぶん一族から首相が出て首相官邸に住んでいることから、記念に忘年会をしようとなったのだと思いますが、この計画は岸田首相にも予め告げられていたはずで、これを許した岸田首相に常識があれば止めさせていたでしょう。要するに本件の最大の責任者は岸田首相と言うことになります。この忘年会には年末であることから祐子夫人もいたと思われ、祐子夫人の立ち居振る舞いには感心していただけにがっかりです。当然翔太郎秘書官の2人の弟も居たでしょうから、岸田首相家族がこの愚行の中心ということになります。岸田首相は広島サミットでホストの役割を十分果たしていましたし、その前にはアフリカ・韓国訪問の激務をこなし、首相としての評価が上がっていただけに本件のダメージは大きいと言えます。この報道を知って「親の顔が見てみたい」と言う言葉が浮かんだのは私一人ではないと思います。岸田首相の顔は毎日見ていますし、祐子夫人の顔もサミットで頻繁に目にしましたから、これくらい顔が知られた親は少ないと思われます。翔太郎氏と弟2人いた今回の愚行を知ると親である岸田首相と祐子夫人の顔が間抜けに見えてきます。

翔太郎氏の愚行は岸田首相の欧州訪問に同行し、空き時間に大使館の車でショッピングなどをしていたことに続き2回目ですが、前回は大使館が気を利かせた部分が大きいとも言えましたが、今回は翔太郎氏がど真ん中におり、翔太郎氏の責任は免れません。本件につき岸田首相は「不適切であった」「危機管理の点から考えて今後どうあるべきかを勘案した上で厳重に注意した」と述べていますが、常識がない翔太郎氏を首相秘書官に留めるのは「危機管理の点から考えて」危険と考えられます。本件が報道されてから翔太郎氏は全く表に出ていませんが、首相秘書官と言えば公人であり、もう31才であることを考えれば本人が記者会見し釈明するのが当然のように思われます。岸田首相が翔太郎氏を守る姿勢は一貫しており、親としては素晴らしい姿勢と言えますが、過保護なせいで飛翔太郎氏の顔つきには緊張感が見られず、年齢相当の雰囲気もありません。岸田家では岸田首相が政治活動で忙しく、祐子夫人は広島で岸田事務所を切り盛りし、翔太郎氏を含む子供3人には何もしてあげられず放任してきたことが伺えます。子供は親の写し鏡であり、今回の息子3人が中心となった愚行で岸田首相の人となりも露見し、岸田首相の再選はなくなったと思われます。

尚、今回文春に掲載され飛翔太郎氏らの写真は、岸田家の親戚の若者が集まって撮られたものであり、この写真を持っているのはその際の参加者とその家族に限られると思われます。従ってそんな写真が何故文春に持ち込まれたのかが気になるところです。翔太郎氏や参加者の中では反省よりも犯人捜しに忙しいものと思われます。個人的には岸田首相のいとこで植田日銀総裁や稲葉NHK会長(宮沢氏と中高同窓)を推薦したと思われる宮沢洋一自民党税制調査会会長の子供が参加していないか興味があります。参加していたとしたら宮沢氏の評価も下がり、次の財務大臣就任(岸田首相と本人の悲願)もなくなると考えられます。

(昨日翔太郎氏の秘書官辞職が発表されましたが、この記事はその前に書き終えていたのでアップしました。)