水虫は酢で治る!
長い間水虫に悩まされていました。小さいとき酷いいんいんたむしにかかったのが始まりです。いんきんたむしは治りましたが、まだその後遺症で皮膚が少し黒くなっています。その後サラリーマンになって右足小指から踵にかけ毎年夏に症状が現れます。そのたびに市販の水虫薬で治療し、ほぼ完治した状態で秋・冬・春を過ごしますが、夏になると又例年通り水虫の症状が出現します。治らないのには理由があって右足小指の爪に水虫菌(白癬菌)が巣食っているためだと思われます。小指の爪が前に長く伸びるのではなく上に厚くなりますし、小指全体が少し肥厚しています。小指の爪の水虫(爪水虫)は治りにくいので知られています。それは水虫薬が爪の中に入って行かないからです。そのため病院に行くと内服薬での治療を勧める医者もいます。しかし内服薬が小指の爪に白癬菌が死ぬ濃度まで蓄積するということは、他の細胞および臓器にも蓄積すると言うことであり、他の細胞および臓器に悪影響が及ぶ可能性があります。そのためこれを心配し内服薬による治療を勧めない医者もいます。私も内服薬による治療は怖くてできません。
私は長い間水虫を市販の治療薬で治療してきたのですが、完治には至りませんでした。そこで5年前初めて皮膚科に行きました。そこで最新の治療薬としてルリコンクリームおよび液を処方してもらいました。これなら爪水虫も治るという話でした。付け始めると確かに良く効きました。1カ月で症状がほぼ消えてましたが、念のためもう1カ月付け続けました。そして担当医に診せたところ「もう大丈夫でしょう」と言うことだったので、「完治した」と思っていました。しかし翌年の夏また再発しました。あとはこの繰り返しです。今年の夏は少し酷かったので再度病院に行くと同じ薬を処方されました。1カ月も付ければ治るだろうと思っていたら水虫が集まったよう部位が残り見た目でも治癒しないのです。どうも耐性菌が出来たようでした。
これは困ったと思っていたとき、子供の頃いんきんたむしを酢で直したことを思い出しました。そこで食酢を買ってきて患部に塗ってみました。そしたら明らかに患部が退縮する動きが見られたのです。少なくとも水虫菌は酢が嫌いのは明らかなように思えました。そこで塗るのを続けたところ1カ月もしたら水虫の患部が跡形もなく消えました。それまでの消え方とは明らかに違います。右足小指も肥厚だったのが少し細くなりましたし、小指の爪も厚くならなくなりました。完治したかどうかは来年の夏にならないと分かりませんが、今までで一番完治した自信があります。
治療に使った酢は、スーパーに売っている穀物酢(コメから作られたものが多い)で500mlペットボトル100~200円程度のものです。色は黄金色が良く、黒っぽいもの(黒酢などが入ったもの)は止めた方が良いです。それは黒っぽものには調味料や砂糖などが含まれ、べたつくからです。100~200円の穀物酢には余分な成分が入っていないためべたつきがありません。穀物酢は酸度4.2(酢における酸度は酢1ml中に含まれる酢酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸などの有機酸の量の割合。PHは溶液1リットル中に含まれる水素イオンの割合で酸の強さを表す)で、PHでは4~6に当たるようです。食酢に使われていますので、皮膚がただれることはありません(肌が弱い人はあるかも)。酢を塗る際のポイントは、患部だけでなく正常部位も含めて幅広く塗ることです。患部だけに塗ると水虫菌が正常部位に逃げ込んでやり過ごすように思われます。
嘘みたいですが本当に効きます。水虫で困っている人は是非試してください(ネットに同じ知見があります)。