弁護士検事になるのなら格闘技を身に付けないと

6月21日福岡の地元テレビ局はこぞって、昨年1月博多駅付近で交際相手の女性を待ち伏せして殺害した被告男性の4回目の公判の様子を報道しました。

起訴状によれば被告は去年1月、JR博多駅前の路上でつきまとい行為が禁じられていた元交際相手の女性を包丁で刺し殺害したなどの罪に問われています。この日は裁判員裁判4回目の公判で、裁判長や裁判員らからの被告人質問が行われたということです。被告は待ち伏せではなくたまたま会っただけと主張しているようですが、殺害の事実は認めていますので、6月28日の最終裁判では殺人罪で有期懲役が言い渡されるものと思われます。

被告の映像を見るといかにもやばそうな風貌です。暴力事件はしょっちゅうだったように思えます。最近殺人事件が増えていますが、偶発的と言うよりも計画的なものが多くなっています。その結果いかにもやばそうな容貌の犯人が増えています。これらの犯人も1人しか殺していないとなると懲役20年程度で、優良受刑者なら10数年で出所してきます。そうなると取り調べた検事や法廷で自分を悪く言った被害者弁護士を襲撃する者も出てくることが予想されます。もっと短期の受刑者はゴロゴロおり、検事や被害者弁護士は安全に気を配らないといけない立場のように思われます。

民事事件で紛争の当事者を代理する弁護士も、裁判で勝利するために法廷で相手にとって不利なことを主張するでしょうから、相手の恨みを買うことが多いと思われます。従ってこれを根に持たれ襲撃されることも十分考えられます。ただしこれはそうニュースになっていないので、実際は無いのかもしれませんが、身の危険を伴う職業であるのは間違いないと思われます。

検事や弁護士を志望する学生は、検事や弁護士の仕事が危険を伴うことを分かって志望しているのでしょうか。検事は会う機会がないのでどんな人がなっているのは分かりませんが、弁護士は屈強でない男性や女性が多いように思われます。このような危険を考えると、検事や弁護士になる学生は、柔道や柔術、空手やボクシングなどの格闘技を身に着けていた方がよいように思われます。俳優の玉木宏さんや岡田准一さんが柔術の世界大会に出場しているのは有名ですが、自分の身を守ること以上に家族の安全を守るためにやっているように思われます。検事や弁護士は危険な人には近づかない俳優と違って犯罪者やトラブルの当事者が相手ですので、柔術などの格闘技を身に着ける必要性は俳優より高いと思われます。

日本でも偶発的犯罪に遭遇する可能性は高まっており、社会人なら誰でも自分の身を守る、家族を守る術が必要になっているように思われます。進学先を1ランク落としてでも格闘技(または格闘スポーツ)を1つ身に着けた方がよいように思われます。