「高市早苗議員は日本のサッチャーになれるか」パート2

現在自民党総裁選が行われています。候補者9名という乱立選になっていますが、小泉進次郎議員、石破茂議員、高市早苗議員のうち2名の決選投票になるとの予想が強くなっています。小泉議員については低知能がテレビ、新聞、雑誌などで指摘されていますが、自民党議員60人以上が支持しているということです。石破議員については自民党議員の支持者は少ない(30人程度)ようですが、党員票が多いと言われています。高市議員は石破議員と同じような傾向にあるようです。

私の評価では、

小泉議員

出てくる言葉の内容が空っぽでとっても日本の首相を務めるレベルにはない。大学入試偏差値30台は勘弁してほしい。

石破議員

「反省すべきは反省しなければならない」「やるべきことはやらなければならない」などはっきりしない言葉使いが多く、実行力がない。実際防衛大臣や農相、幹事長時代に石破議員が実現したことは思い付かない。このように言語不明瞭、実行力なしであり、首相には不適。

高市議員については、2回目の総務大臣に就任した5年くらい前から注目し、2020年3月13日のブログに「高市早苗議員は日本のサッチャーになれか」という記事を書きました。そしたら翌年9月の自民党総裁選に立候補し、安倍元首相の支援を得てもう少しで当選しそうになりました。このときの得票の多くは安倍元首相の働きかけの効果と言われており、安倍首相が死去したことによりこの再現は難しくなっていました。しかし今回候補9名の乱立となったことから、党員票を多く得て決選投票に進出できる可能性が出ているようです。

高市議員の強みは政策オタクと言われるほど練り上げられた政策にあります。その政策を書いたビラを総裁選が始まる1日前に党員に送付していたことで、他の候補からはルール違反と非難されているようですが、選挙期間内の行為ではなく選挙管理委員会は不問にしています。こういう点にも賢さが伺えます。

高市議員の政策の中心は経済第一主義であり、もう一度日本経済を復活させることにあります。高市議員は総務大臣を2回務めていますから、地方自治や電波行政に関心があるように見えますが、若い頃は経産族であり、一番やりたかったのは経産大臣のはずです。でも経産族のドンは甘利明議員であり岸田首相もいますから、やらせてもらえなかったようです。だから経済分野では首相になってやりたいことはわんさかあると思われます。この人法案まで自分で書きますから実行力はあります。

小泉進次郎首相では就任早々支持率20%割れであり、その後の解散総選挙では自民党の過半数割れは確実です(自民党員の半数は不支持で、無党派層も不支持が多く、ネット民は総スカン)。石破首相でも見飽きた顔であり、刷新感はありません。ここは日本初の女性首相として高市首相を実現するのが日本のためであり、自民党政権を続ける唯一の選択です。

ということで高市首相の誕生を楽しみにしています。