石破首相の次は林官房長官との密約があったな?
10月9日衆議院が解散されました。10月27日が投開票日のようです。今回の衆議院選挙では自民党が大幅に議席を減らすことが予想されます。そのため石破首相は自公で過半数(233議席)を勝利ラインに掲げているということです。現在自公で288議席(自民党256議席、公明党32議席)ですから、55議席減でもOKという目標設定となります。本音はこんなに減ることはあり得ず、自民党単独で過半数は取れると踏んでいると思われます。
一方政治評論家の間では自公過半数割れもあり得るという予想もあります。その場合、維新や国民民主党と連立を組むこととなりますが、そのときの首相は石破首相ではなくなると予想しています。石破首相から酷い扱いを受けた安倍派や麻生派、茂木派が反対し、自民党が混乱に陥ることから、石破首相ではまとまらないという見方です。その場合の首相について、元財務官僚の高橋洋一氏は岸田元首相になると予想しています。石破政権は旧岸田派がまとまって支持したことから誕生したものであり、岸田元首相は麻生氏との関係も悪くないことから、出ている名前だと思われます。
私は、これはないと思います。それは、石破政権が出来たときに真っ先に林芳生官房長官の続投が決まっており、これは岸田派が総裁選の決選投票前に石破氏の次の首相は林氏ということで石破氏・菅元首相・小泉進次郎氏などと密約を交わしたと考えられるからです。林氏は今年63歳であり、石破氏が3年首相を務めても66歳で十分首相の資格があります。林氏が3年首相を務めたら小泉進次郎氏は50歳くらいであり、首相適齢期になっています。この3連合の結束が強ければ、安倍派・麻生派・茂木派を押しのけて首相の座をたらいまわしにすることが可能です。
これが当たっているとすれば、今回の総選挙で自公が過半数割れとなり自民党が石破首相でまとまらなければ林首相となる可能性が高くなります。