原口の立憲民主党より玉木の国民民主党がまし

次の参議院選挙では自民党に入れないことは決めていますが、それではどこの党に入れるかが決まりません。前回は日本の維新の会(維新)に入れたのですが、維新は吉村・前原体制になって迷走しており嫌になりました。立憲民主党は口ばっかり達者で行動が伴わない議員が多くずっと好きになれません。昨年の衆議院選挙で国民民主党が躍進しましたが、なぜ躍進したのかさっぱり分かりませんでした。選挙後106万円の壁撤廃を訴えて支持を増やしたことが分かり、びっくりしました。106万円の壁があるってことが知らなかったし、これを気にしている人がこんなに多いことも知りませんでした。選挙後の臨時国会で国民民主党は自民党との間で106万円の壁を撤廃するという具体性のない合意文書に署名し補正予算に賛成した後、いつどういうステップでという点で齟齬が明かになり決裂したのは、国民民主党の幼稚なレベルが分かったたようでがっかりしました。その結果投票したい政党が無くなってしまいました。

米高騰の中で自民党の江藤農水大臣が「コメを買ったことはない。支援者の方々がたくさんくださるんですね。売るほどある」と発言し辞職に追い込まれた後、小泉進次郎衆議院議員が農相になり備蓄米の随意契約による放出を打ち出しましたが、国会の論戦で国民民主党玉木代表が備蓄米を「1年たったら動物のエサになるようなもの」と表現し、これを待ちわびる国民を侮辱したと非難されました。これについて玉木代表は暫く撤回や謝罪をせず弁明に徹しましたが、榛葉幹事長が「誤解を生む発言で心からおわび申し上げたい」と陳謝し、その後玉木代表もXで「お米を待ち望んでいた皆様にとって大変不快なものであったと、深く反省しています」と謝罪しました。これは問題の本質をちゃんと理解した上での謝罪であり、評価できます。

こんな中立憲民主党の原口一博衆議院議員は5月29日自身のSNSで、備蓄米について「家畜用だろう?古古古米。5キログラム83円のものが何故、2000(円)もするのか?誰と随意契約したのか?小泉米」投稿し、顰蹙を買いました。これについては立憲民主党執行部から注意を受けたようですが、6月7日には佐賀県内で開かれた会合で「古古古米はニワトリさんがいちばん食べている。人間様は食べていない」などと発言し、ネットや新聞などで批判を浴びると今度はSNSで「古古古米は3年以上経過したコメで一般的に食用には適さないとされている。これは常識だ。僕は謝る必要は全くない」と書き込んでいますので確信犯(思想犯)です。

原口議員は2009年の民主党政権で総務大臣を務めた良識派でしたが、2023年に悪性リンパ腫になってから人間が変わったように思われます。この病気を治すためにある研究者(医者?)の助言に従い食事療法を行ったようなので、食については相当な拘りや主張があるようです。原口議員はレプリコンワクチンと呼ばれる次世代型の新型コロナワクチンをSNSで「生物兵器まがい」などと発言し、ワクチンを製造する製薬会社から事実に基づかない発言で名誉を傷つけられたと訴えられています。今回の備蓄米に対する原口議員の発言はこれらの発言と同一背景上にあるようです。自分の生死の体験に基づいており、原口議員から訂正、謝罪することはないと思われます。原口議員は一度地獄に落ち閻魔大王に取り付かれており、佐賀県の有権者は成仏(落選)させてあげる必要があります。

立憲民主党には、原口議員の他小西議員、米山議員など有権者を投票奴隷としか思っていない輩が多いように感じられません。ちょっと頼りないですが、間違ったことはあっさり改める玉木代表の国民民主党がましのような気になってきました。