公明党を残せば創価学会が崩壊

公明党の衰退が顕著です。7月の参議院選挙では改選14議席が8議席に減少しています。昨年の衆議院選挙では改選32議席が24議席に減少しています。比例の得票数も衆議院選挙の596万票が参議院選挙では521万票に減少しています。これは創価学会員の高齢化では説明できない現象です。

8月に熊本県八代市議会議員選挙がありましたが、公明党は改選の2議席を確保しましたが、得票は12.5%減らしています。八代のような田舎では学会員の監視の目が厳しく、指示に反して投票しないことはなかなかできません。しかしこれが相当起きていることになります。

その原因は創価学会の教えを信じられなくなったからではなく、公明党が嫌いになったことにあるように思われます。なぜ嫌いになったかと言うと選挙の度に兄弟や親戚、友人への投票依頼を迫られるからです。これにより兄弟や親戚、友人と亀裂ができた人は多いと思われます。

私が創価学会嫌いになったのは学生時代で、入学後仲良くしていた友人が夜中に先輩とやってきて、折伏を始めたからです。折伏は相手も叩きのめして創価学会に入信させる勧誘方法です。その夜彼は折伏デビューだったようで、最初はにこやかに勧誘していましたが、途中で突如喧嘩腰になりました。それに私が喧嘩腰で応戦すると、暫くして「ごめん、ごめん、これは折伏と言って相手を怒らせて本音を言わせて攻めるやり方なんよ。悪く思わないで。」と言いました。私はこんな不愉快な宗教があることに驚きました。以後創価学会が大嫌いになりました。またこの後分かったことですが、私の年の離れた兄が創価学会であり、よく選挙になると公明党候補に投票してくれるよう電話がありました。普段は疎遠なのに選挙のときだけ電話してくると兄弟全員から不評でした。兄は高校卒業後関西の製鉄会社に就職し、そこで創価学会の折伏にあって入信したようです(奥さんが創価学会員)。本人は大人しく優しい性格でしたので、投票依頼の電話は苦痛だったと思われます。このように選挙の投票依頼を苦にする学会員は多く、選挙時は地獄ではないかと思われます。たぶんこれが創価学会員が公明党に投票しなくなる理由です。この先には創価学会脱会に行き着きます。創価学会を残すには公明党を廃止する、政治活動から身を引くことが必要です(自民党に合流したら投票勧誘義務は残る)。