80-130の高血圧基準は馬鹿げている

私は会社退職後高血圧の治療をしていますが、高血圧の基準に疑問を持っています。私が会社員の頃の高血圧の基準は下が90Hg以上、上が140Hg以上(90-140)でした。会社退職後血圧が高くなり(夕方下が95-上が155程度)、息苦しくなったので内科クリニックに行きました。そのクリニックの院長の診断では、高血圧の基準が最近80-130に変更になっており、今すぐ治療が必要ということでした。そこで治療が始まり、先ずはアムロジピンという降圧剤を飲むことになりました。すると血圧が87-137程度に下がり、気分は楽になり、高血圧治療の有効性を確認できました。そしたら更にあと10くらい下げた方がよいからARBという薬を1剤追加するよう言われました。そこで暫く2剤飲みましたが血圧はアムロジピンのみのときと変化なく、私から申し出てARBの服用は中止しました。それに体が少し怠いなどの副作用もあったからです。

私の場合会社の健康診断で心電図異常を指摘されており、高血圧の原因が心臓にあることが疑われたため、その後循環器専病院で検査してもらうことにしました。さすが心臓疾患の専門病院だけのことはあり、心エコーで心臓の異常が判明しました。心臓の壁が正常な人より5,6mm厚くなっており、このため心臓に負担がかかっているというのです。これは血液検査のBNP値に現れていました。正常人なら20以下の数値が200を超えており、軽度の心不全という判定でした。そこで心臓の負担を軽減するためカルベジロールという薬を処方されました。服用後半年たった頃咳が出始めたため医師に「カルベジロールの副作用ではないか」と聞いたら、「カルベジロールにはそんな副作用はない。夏風邪でかないか。飲み続けて下さい」という返事だったので飲み続けたところ咳が酷くなりました。そこでネットで調べたところ呼吸器科のHPに「カルベジロールは気管支を狭めるため喘息の人には咳がでるので、呼吸器科では使わない」という記述を見つけました。これはカルベジロールの有名な副作用であることが分かりました。ここで薬の副作用の怖さがわかったので、その後はアムロジピンだけを飲んでいましたが、昨年7月にBNP値が280くらいに上昇したためビソプロロール(咳は出ない)を追加で飲むことを薦められました。そこで服用を開始すると心拍数が53回/分から45回/分に落ち、胸が締め付けられる、頭がボーとなる、便秘になるなどの症状が現れました。ネットで調べるとビソプロロールは本来アドレナリンが結合する心臓のβ1受容体に結合し、心臓の興奮を抑えるため徐脈になるということでした。普通頻脈(80回/分以上)の人に使われるようです。私の普段の脈拍数は52,53で徐脈ですから、対象としてはおかしいことになります。心拍数が減ると組織や臓器に送られる酸素量が減り、組織や臓器が酸欠状態となりますから、様々な副作用症状が出るのは当然です。従ってビソプロロールの処方は慎重に行われる必要があるようです。私はこれらの副作用を目の当たりにして「これはヤバイ」と思い1週間で服用を中止しました。

そのことを医師にいったら不機嫌になり「それ(副作用)はあなたの思い込みです」と言われました。私はビソプロロールにはこれらの副作用なあることをネットで確認していましたので反論しました。結局最後はアムロジピンだけ服用することになりましたが、この医者の副作用の対する無関心さ(無知さ)がはっきりしたので、他の病院に行くことにしました。

ここまでに私が調べて分かったことは、現在の高血圧の基準(80-130)は心臓至上主義で定められたものであり、この基準により治療すれば他の組織や臓器が降圧剤の副作用でダメージを受けてしまいます。降圧剤は化学合成で作成された物資であり、体内分泌物質(鍵)が体内のレセプター(鍵穴)結合して体調を調整するのを邪魔することで効果を発揮しています。この場合本来の調整機能が損なわれますので、どこかの組織や臓器に異変が生じます(副作用)。高血圧の人が血圧を80-130以内にしようとすれば降圧剤を複数剤飲まなければならなくなり、その分他の組織や臓器はダメージを受けます。即ち血圧を理想的な値(80-130)にしようとすれば、他の組織や臓器が痛んでしまうと言うことになります。

要するに日本高血圧学会推奨の高血圧基準は心臓さえよければよいという値であり、他の組織や臓器のことを考えない部分最適全体不適の基準と言うことが出来ます。

日本高血圧学会が高血圧の基準を90-140(2000年設定)から80-130(2019年)に下げたことで、高血圧患者が2000万人以上増えています。そのためこの変更は医者と製薬会社の収入を増やすために行われたとも言われています。それもあり全国健康保険協会(協会けんぽ)は2024年4月から100-160を医者にかかる目安の高血圧基準(要検査基準)としています。

治療を要する高血圧かどうかは人さまざま(通常血圧60-110の人にとって80-130以上は高血圧だが、通常血圧90-140の人にとってこの値は高血圧ではない)であり、私の場合89-149の範囲内なら問題ない(高血圧ではない)と考えています。ただ単に80-130以上だから高血圧であり降圧剤の服用が必要と言う医者は馬鹿だと思います。