AI失業がじわじわと押し寄せている

「AIなんて一時的なブームさ」と思っていたら、社会の劇薬になりそうです。私はAIについて特別に学んだことは無く、また学ぶ気もなかったのですが、ネットの検索を使っているうちに自然とAIのお世話になっていることが分かりました。今私は電気主任技術者試験(電験三種)を受けようと考えているのですが、ヤフーの検索欄に「電気主任技術者試験」と入力するとAIの回答として次なような文書が返ってきました。

「電気主任技術者試験とは、発電所や変電所、工場、ビルなどに設置されている電気設備の保守・監督を行うための国家資格である電気主任技術者になるために必要な試験です。* この資格は第一種から第三種に分類され、それぞれ取り扱える電気工作物の電圧範囲が異なります*。

電気主任技術者試験の概要

電気主任技術者試験は、電気事業法に基づいて一般財団法人電気技術者試験センターが実施しています。この資格は、電気設備の保安監督という独占業務を担うため、社会的に高いニーズがあります。

資格の種類と対応電圧

電気主任技術者の資格は、取り扱う事業用電気工作物の電圧によって3種類に分かれています。

  • 第一種電気主任技術者: 全ての事業用電気工作物に対応。
  • 第二種電気主任技術者: 電圧17万ボルト未満の電気設備に対応。
  • 第三種電気主任技術者: 電圧5万ボルト未満の電気設備に対応。

・・・」

AIの回答は知りたい内容にほぼ網羅しており、満足いくレベルです。こんなものは序の口で、テキストから画像や動画を作成する、音楽を作曲することもできるようです。以前歌手のユーミンが「AIに作曲させたらイマイチだった。作詞はまだ無理」と言っていたので、創造性が求められる仕事は代替できないと思われますが、パターンがある仕事やロジカルな業務は並みの社員より優秀と考えられます。そうなると法律家や公認会計士は代替できそうですし、暗記した医学知識で診断や処方している医者の業務の代替可能です(むしろ誤診が減り医療費削減になる)。コンピュータプログラマーもコンピュータ言語ルールに基づいてプログラムを書いており、代替可能となると考えられます。最近大学で学部が増えたデータサイエンスの仕事も代替可能であり、データサイエンス学部学科を設けた大学は見直しを迫られそうです。これだけでも失業の影響は甚大であり、多くの専門家が失業しそうです。

ただしAIはネットの中にあるデータを利用して成果物を生成しており、そのデータ(原データ=AIが使用するデータ)を作る人は必要不可欠です。AIがこれだけ優秀になったのは、ネット上に誰でも使える正確なデータが公開されているからですが、AIは数あるデータの中から一番正確なデータだけを使用しており、そのデータの作り手の仕事は益々重要となります。でもそんなデータの作り手は、日本や世界のトップクラスの人たちです。

そうなるとAIにできない仕事として残るのは、大工、料理人、バスなどの運転手、看護師、介護士など手作業が必要な仕事、営業マン、店員、ホテルマンなど人とのコミュニケーションが必要な仕事など頭より体を使う仕事になると考えられます。今後は中途半端な学力は意味がなく、学力で上位2割に入らない人は大学に行っても意味がなく、むしろ高校から手に職を付ける訓練をした方がよいことになります。