高市首相と小池都知事にみる関西女性の時代

現在日本の首相を高市早苗氏が、東京都知事を小池百合子氏が務めています。日本の2ツートップを女性が務めていることだけでも古い世代の人にとっては驚きでしょうが、更に驚くことは2人が関西人であると言うことです。関西と言っても高市首相が奈良市出身で、小池知事が神戸市出身と関東の人が嫌いな大阪市(府)出身でないことは救いです。関西出身の男性首相は歴代6人(京都府3人、大阪府2人、滋賀県1人)いますが、高市首相の前は1989年の宇野宗佑首相で、それから高市首相誕生まで36年空いています。関西出身の男性に有望な首相候補は見当たりませんので、当面関西出身の男性首相は考えられません。女性では昨年8月自民党両院議員総会会長として総裁選前倒しの検討を党選挙管理員会に指示し、実質的に石破首相を退任に追い込んだ有村治子現自民党総務会長(滋賀県出身)が有力な候補となります。

このように関西の男性が関東や東京および関西外の政治団体トップになることは考えられませんが、関西の女性は既に実現しているし今後もあり得ます。

このような関西女性の強みは若くから個性が確立していることではないでしょうか。関西では「私は私」が徹底しており、人と比較して卑下する人が少ないように思われます。劣った点があったとしても、それを個性として笑いに変えます。従って付き合っていて楽しい人が多いように思われます。一方東京の女性は社会のルールに縛られている、序列意識が強い、友人を選ぶなどの傾向が見られ、付き合いの輪が広がりにくいように思われます。東京の女性がトップに立つ場合は、権威のある男性に気に入られ推される場合です。高市首相や小池知事のように自分から手を上げ、突進するようなことは有りません。だから今後とも首相に東京出身の女性がなることは無いと思われます。ただし、知事には小池知事の例から男性よりましということであり得ます。いずれにしても今後日本の首相や東京知事に女性がなるとしたら、関西の女性が有望です。