オオサカナオミ選手のコーチ、アンディ・マリー選手はどう?

全豪オープンで優勝したオオサカナオミ選手がサーシャ・バインコーチとの契約解消を発表しました。1年間で全米オープン、全豪オープン優勝まで導いたコーチとの契約解消だから、世界中が驚いているようです。しかし、にわかテニスファンの私には、驚きはありませんでした。それは、たまにテレビに映るバインコーチのオオサカ選手との接し方が好ましくないと感じていたからです。バインコーチはまるで小学生以下の子供と接するようにオオサカ選手に接していました。オオサカ選手はメンタルに問題があったから、あの接し方がよかったんだと言う人いますが、私はそうは思いません。少なくとも全米オープン優勝後は接し方を変えなければならなかったと思います。しかし、東レパンパシフィック・オープンで来日した際にも同じでしたし、全豪オープンの際にも変わらなかったと思います。全豪オープンの際には、オオサカ選手がバインコーチを避けている雰囲気がありました全豪オープンの試合後のインタビューでオオサカ選手が自虐的に「私の精神年齢は3,4歳だから」と言って笑いを取っていましたが、あれはそんなバインコーチの扱いに対する不満だったような気がします。

こんな事情でバインコーチの契約を解消することになったと推測しますが、これはオオサカ選手が自立するためには良いことだと思います。精神面での自立がないと世界1位を長く続けることは難しいと思います。次のコーチは、テニス選手として実績のある人が望ましいと思います。錦織選手のマイケル・チャンコーチのような人です。そこで思い付いたのが今度選手を引退すると表明したアンディー・マレー選手です。マレー選手は4大大会で3度優勝していますし、世界ランクも1位になったことがあります。人間的にも素晴らしい人のようです。全豪オープンの決勝前にはオオサカ選手と一緒に練習したようで、優勝後オオサカ選手がインスタグラムに個人名を上げてお礼を書いたところ、マレー選手が「優勝おめでとう。お礼を言いたい人に僕の名前はなかったね」というようなおちゃめなコメントを返したという記事を見たことがあります。相性も合いそうなので、是非見てみたいコンビです。