「アベノマスク」の提案者は公明党?

アベノマスクが胡散臭くなってきました。配布後、髪の毛が入っていた、虫かゴミが入っていた、赤や黒のシミがあった、汚れが付いていたなどの声が相次ぎ、回収する騒ぎになっています。そこで製造元に関心が集まり、厚生労働省は4月21日、興和・伊藤忠商事・マツオカコーポレーションの3社の名前を明らかにしましたが、1社の名前は公表できないとしました。そうなるとこの1社は怪しいと見て犯人探しが始まるのはネット社会の常識です。ほぼその1社が突き止められたのを知ったのか、政府はその1社は福島市にあるユースビオという会社であることを公表しました。同社社長によると、同社はベトナムからバイオマス発電の燃料となる木質ペレットを輸入する社員約5人の商社で、現地の縫製技術のある工場でマスクの委託生産を始めたところ、話を聞きつけた政府から大量生産の依頼があったということです。社長は初めから公表に同意しており、厚生労働省がこれまで公表しなかった理由については分からないと言っています。

ユースビオは、事業内容から見ると、マスクと言う衛生商品を発注できる会社ではありません。また同社社長は、2018年には別の会社で消費税3,100万円を脱税したとして、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。これだけでも公的機関としては発注できません。そのためこれまで公表されなかったものと思われます。それでも何故選りによってこんな会社に発注したのでしょうか?真っ先に思い当たるのは、同社の社長が公明党支援者であることから、公明党からの働きかけです。公明党は最近も、衆議院静岡補選を人質にとって安倍首相に閣議決定済みの対象を絞った現金30万円給付案を国民一律10万円給付案に変更させています。これを考えると、公明党の関与は間違いないと思われます。むしろアベノマスクの提案者は公明党ではないかと思えてきます。こうなると安倍政権は公明党の操り人形の様子を呈してきます。公明党としては、安倍政権のコロナ対処を巡る失政を見て、いつでも連立を離脱する覚悟で安倍政権に臨んでいると思われます。その結果、安倍首相は公明党の要求は何でも受け入れざるを得ない状況になっていると考えられます。国民の多数からばかりでなく、連立与党からも見捨てられた安倍政権は死に体と言えます。早く自ら退いて欲しいものです。

マスクと言う口に着ける物にこれだけ危険な現象が出て来ると、怖くて着けられません。私は、アベノマスクは到着次第、首相官邸に送り返します。