積極的にハンコ廃止で育休の届け出廃止?小泉大臣はやっぱりおかしい
河野行政改革担当大臣が行政手続きでのハンコ廃止を言い出し、早速これに小泉環境大臣が呼応したようです。小泉大臣は25日、「まったく同感です。次々にやっていきますから」と語り、育休取得のための関連書類への押印を「さっそく、環境省は今日から廃止です」と打ち出したということです。
これをマスコミは好意的に報道していますが、これは捉え方が間違っています。もし小泉大臣が河野大臣の方針に大賛成なら、もっとハンコが頻繁に使われている手続きの廃止を言うはずです。例えば業務上の決済書類へのハンコの廃止です。これに対して小泉大臣が言った育休取得の件数は年間でもごくわずかだと思われます。ごくわずかしかないものを廃止するというのは、廃止の方針に反対または消極的な場合に、影響が一番少ないものを廃止して、一応指示に従った実績を作る場合に使われます。小泉大臣はたしか少し前ご自分で育休を取られたので、その際に取得のための書類にハンコを押させられたたことがあり、咄嗟に出て来たのではないでしょうか。多分条件反射でしょう。
条件反射は、その人の資質がそのまま出てきます。普通の資質を持っていれば、私が前述した発想となりますので、こんな例は挙げません。小泉大臣の資質は、大臣就任後話の内容の無さで否定的に捉えられています。私は、安倍首相より酷いのではないかと思います。菅内閣となり退任とばかり思っていましたが、再任されました。報道では追試ということですが、小泉大臣は、頭に入っているデータが少なく、かつ思考回路も未熟なため、成長する余地は少ないと思います。安倍首相が辞めて喜んでいたら、また早く辞めて欲しい人が出来て残念です。マスコミは小泉氏を首相候補の1人として取り上げていますが、これなどもっての他です。私は、小泉大臣の育休ハンコ廃止発言は見て、この思いを強くしました。